通気性も重要

安全靴の機能性には、通気性も重要                

通気性は素材と関係

安全靴に求められる機能性は、JIS規格で決められています。それは、つま先を防護する先芯(鋼鉄あるいは強化樹脂製)があって、滑り止めを備えた靴であり、素材は、甲被が牛革製または総ゴム製に限定されています。

言葉上の表記だけでなく、各項目の安全性能が数値で決まっているため、ごまかしの利かない基準となっているのです。

この基準さえあれば、かなりの安全性が高まりますが、もう一つ、機能性で欲しいものがあります。通気性です。長時間履いての作業では、通気性も重要なのです。

通気性は素材と関係しますが、JIS規格の場合、甲被が牛革製または総ゴム製に限定されていて、これでは通気性には疑問があります。

特に、夏場には「蒸れない」、「におわない」条件は必須でしょう。そうなると、アッパー部に裏地をなくしたり、メッシュ素材やナイロン素材などにしたりする必要があり、厳密にはJIS規格から外れますが、つま先の先芯は装備していることがほとんどで、ひとまず安心できそうです。

通気性のある安全靴は、構造がしっかり

見た目からして、これは通気性が悪そうだと思える安全靴はあります。確かに、安全性に関しては良さそうでも、もっと通気性のあるタイプが欲しいと思って別のタイプを探すこともあるでしょう。それは間違いではなく、安全靴にとって通気性という要素も重要になります。

服にも通気性が必要なように、靴にはもっと通気性は必要で、服のように空気の流れがなく、汗や体温がこもりっぱなしになってしまうからです。

通気性のある安全靴は、靴底に通気孔、サイドに通気メッシュ、インソールにもメッシュといった具合に、よく考えられた構造になっています。だから、仕事で使用するものは、自分の目で構造を確かめてから購入したいものです。

安全靴の通気性を甘く見ていると、痛い目に遭います。安かろう、悪かろうということがよくあるからです。やはり、妥当な金額を出して、通気性も兼ね備えた安全靴を購入しましょう。